3人の子供たちへ～お父さんより

  

未来の3人の愛する子供たちへ～

「普通、人間は自分で自分に無理難題を出すことはない。・・・・・

けれど、他人はやるんです。・・・・・

でも、そういう人と仕事をすることが自分の限界を広げる重要な機会になってくる。」


作曲家の坂本龍一の言葉だそうだ。　

みんなが大人になったころは過去の人だけどね。


人生でいろいろな問題にぶつかることは多いだろう。

まっすぐに生きようとすればするほど、無理難題がふえるだろう。


人生を豊かに生きるコツは、それを自分の問題としてとらえられるかどうかなんだ。

　　お父さんより  

お兄ちゃんへ

宿題をすべきかどうか？　難しい問題だね。　（昨日お母さんから電話があったゾ）
去年の夏休みの宿題をとうとうやらずに学校に行った時は、少しおどろいた。
度胸がすわっているお兄ちゃんを勇ましく感じた。
お父さんなら、先生にしかられまいと、どきどきして間に合わせただろう。

勉強は興味あるものが見つかるまでは、のんびりやればいい。

お父さんが知っている興味ある話をこれからいっぱいしよう。
いろいろなところへ行って、いろいろなものを見に出かけよう。
自分の知らない世界がたくさん見つかるはずだ。

お父さんより。  

定額給付金入ったみたいだね。
家族あわせると結構な金額！
お兄ちゃんは、自分のほしいものがあるようだね。

今度お父さんが帰ったら、家族会議しよう。

ルール（配分）はこうだ。
①家族の懇親のためのお金・・お父さんはピクニックか、たこ焼きパーティーがいい。
②家族の将来のためのお金・・お互い兄弟の将来にとってなにが必要か一緒に考えよう。
③社会のため・・お父さんが知っている、不遇な子供たちの施設に寄付しよう。

議長はお兄ちゃん。
ぴーちゃんはまだお話できないけどしっかり考えてあげてね。

　お父さんより。

  

ぴーちゃんは、いつも、あーちゃんのまねをしているようだね。

すこし数字が言えるようになったって、お母さんが言ってた。
とびとびだけど。

すごい進歩だ。
今度帰ったら練習の成果をみせてもらうこととしよう。

そのときまで少しお預け・・。  

入園半月がたつね。
先生の話では、すこし緊張して、うまく溶け込めていないようだけど・・。

でもお家に帰ってくると　「楽しかったって」　言ってくれるようだね。
「無理してるのかな？」　ってお母さんも言ってた。

でも、心配ないよ。

おとうさんもよく人見知りしたから・・。
お父さんの子だね。

少しづつ、少しづつ・・。  

転勤中のお父さんから、3人の子供たちへの秘密のメッセージです。
君たちがこのブログを読むのはいつ（何歳ころ）になるかな？

日ごろ会えないみんなに今、伝えたいことを書きます。
将来、壁にぶつかったときに読み返してほしい。